柏崎トルコ友好協会オフィシャルブログ

柏崎トルコ友好協会 委員長会議決定事項

　　　　　　　　　　  ☆日時　平成26年９月２日（火）正午～午後1時30分
　　　　　　　　　　　☆会場　「かわたに」（柏崎市穂波町）
　　　　　　　　　　　☆出席　 高橋篤一（会長）
                                     矢川悦郎（副会長）
                                   　安達公司（組織強化委員長）
　　　　　　　　　　　　　　　　　河合三喜雄（事業委員長）
　　　　　　　　　　　　　　　　　伊藤要一（広報委員長）　
                                     森山恵子（事業副委員長　絵画展担当）
                                     佐藤宣祐（総務委員長・事務局）　

　議　題
　Ⅰ．「砺波市訪問・世界遺産白川郷の旅」参加募集について
　　○　10月24日（金）～25日（土）１泊２日の日程で実施する。
　　○　国宝の瑞龍寺（前田家菩提寺）・彫刻で有名な井波・世界遺産114集落
         白川郷散策など
         見所満載の旅であり、砺波トルコ友好交流協会との交流も予定している。
　　○　8月末に別紙行程表と募集案内チラシを全会員に郵送した。申込締切日は
         9月30日としているが、非会員でも構わないので知人友人に声をかけて
         いただきたい。
　　○　砺波トルコ友好交流協会には8月上旬に電話し交流会についてご同意いた
         だいた。
　　　　砺波市役所企画調整課の朝倉さんが協会の庶務・会計を担当され、事務
         局長は民間の方で余西さん。会員数は約70名とのこと。
     ○ 今後詳細について相談しながら詰めていき、旅行実施前の10月中旬に一度
         高橋会長と事務局佐藤で砺波市役所を訪問したいと考えている。

 

Ⅱ．『チュアナ・ルトカイ』さん日本招聘について
    ⒈ 来日者　チュアナ・ルトカイさん（本人）　トゥルル・トゥグハン・ルトカイ氏（父君）　
       　アイチャ・エスラ・オゼムレさん（英語教師）　以上３名
    2．日　程　（素案を基に本会議で検討した下記日程をトルコへ送付する）
           3月1日（日）　夜17：10　トルコ航空便にてイスタンブール発
           3月2日（月）　昼10：10　成田空港着　　　　　    出迎え　当協会関東支部
                                 スカイツリー見学　　　　　　    　案内　当協会関東支部
　　　　　　　　              在京トルコ大使館　表敬訪問　　案内　当協会関東支部
　　　　　　　             夕方　長野新幹線にて長野へ　　　ホテルで関東支部と合流
　　　　　　　             　長野　松代ロイヤルホテルへ　　 柏崎から迎え宿泊
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　                         車で （高橋会長、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　矢川副会長に依頼）
　　　　　3月3日（火）　国宝/善光寺　見学　　　　　　　　案内は車で　柏崎本部
　　　　　　　　　　　　　12：00　　柏崎着　昼食
　　　　　　　　　　　　　13：00　　ソフィアセンターへ
　　　　　　　　　　　　　13：30～　第6回柏崎トルコ児童生徒絵画展
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オープニングセレモニー
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（絵画展は2月28日より開催）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　トルコ大使館よりゲストをお招きする。
　　　　　　　　　　　　　15：00　　柏崎市役所へ　市長表敬訪問
　　　　　　　　　　　　　18：00　　柏崎トルコ友好協会年次総会会場へ
　　　　　　　　　　　　　18：30～　総会開催　総会での挨拶及び懇親会で会員との交流
　　　　　　　　　　　　　21：00　　矢川副会長宅へ　ホームステイ

　　　　　3月4日（水）　9：00　　市内中学校訪問し交流会　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　（柏崎市立第一中学校を検討）
　　　　　　　　　　　　　10：00～　市内or近隣を見学
　　　　　　　　　　　　　　夕方　　矢川副会長宅へ　ホームステイ。
　　　　　3月5日（木）　朝　柏崎発　　案内　高橋会長　矢川副会長
　　　　　　　　　　　　　　　　（電車か航空機かを検討）
　　　　　　　　　　　　　午後　和歌山県串本着
　　　　　　　　　　　　　　　　　串本での予定　　トルコ記念館他見学。
　　　　　　　　　　　　　　　　　大島救出者の末裔の皆さんとの交流等。
　　　　　3月6日～7日（金）　関西空港よりトルコ航空機で帰国。
　　　　　　　　　　　　　　　　　(串本町での予定は今後協議)　　　　
    3．その他
　　　　　○　都内見学場所については浅草寺も考えられるが、今回スカイツリーに。
　　　　　○　3月4日の予定について
　　　　　  ＊当初市内小学校or中学校での交流会としていたが、ルトカイさんが
                中学生であることから一中での交流会とし、卒業式時期であることと
                ３年生は受験直前であることから３年生は除くべきとした。
                （時期からして学校側長時間拘束は無理）早い段階で学校との
                打ち合わせが必要。
　　　　　  ＊当初、午前の交流会後午後に串本へ向かうこととしていたが、串本着が
                遅くなることから当日午後は柏崎市内or近隣を見学してもう1泊する日程
                （矢川副会長には更にご迷惑ご苦労をおかけすることになるが…）とし、
                候補として飯塚邸の雛人形・十日町の着物等を検討。
                コレクションビレッジ等は冬期休業中。
　　　　　  　 貸衣装で着物を着た写真を撮影し浴衣を土産に。
　　　　　○　問題は資金面であり、会長上京してトルコ航空を訪問し航空運賃の協力
               を要請済であるが結論は先になる。
               いずれにしても会員からの寄付or企業訪問による資金協力要請が必要。
　         ○　来年は「エルトゥルル号遭難125周年」でありマスコミに採り上げられる
               可能性が大である。
　         ○　航空運賃については向うで立て替え払いしてきてもらい、来日後ドルで
               支払う。
　         ○　今後、気がついた事・アイデアをどんどん提案して頂きたい。

 

Ⅲ．第６回柏崎トルコ児童生徒絵画展について
           ○　開催期間　平成27年2月27日（金・設営）～3月8日（日）
           ○　会　場　　柏崎ソフィアセンター　２階展示室　
           ○　河合委員長　柏崎小学校・枇杷島小学校・第一中学校に挨拶・製作
                                  お願い済。
　　　　　　　　　　　    作品について枇杷島小学校30点は問題なく、柏崎小学校・
                             第一中学校も正式依頼文書に従って進んでいると思う。
　         ○　河合委員長において各学校より作品を預かっていただき当協会事務所に
               持ち込む。
               ９月末or10月初めを目途にアンカラへ作品搬送。
               記念品は例年同様紙風船。
               英文感謝状の名前は今回も矢川副会長において
               記載していただく。

 

Ⅳ．その他
　　　　　○　総会会場早目に決定。サンブンまたはメトロポリタン松島。
　　　　　○　2015年秋予定のトルコツアー。今から宣伝して参加者確保に努めて
               頂きたい。トルコに加えてギリシャかエジプトを検討したい。
　　　　　○　会費未納者への「納入お願い」を旅行案内と一緒に郵送した。
　         ○　協会からの自然退会及び申し出による退会が見受けられ、会員数270名
               維持の為に知人友人への入会勧誘をお願いしたい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以　上

　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　

イラン・イラク戦争時日本人救出の立役者 森永 尭 様 急逝 謹んで哀悼の意を表します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　柏崎トルコ友好協会　
　　        　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　会長　高橋篤一

　この度　5月22日に　柏崎とも因縁の有りました　森永　尭　様が急逝されました。
突然の悲報に接し大変驚愕し言葉も有りません。
　森永様は1985年の　伊藤忠商事のイスタンブール支店長時代にイラン、イラク戦争が勃発、日本人だけが取り残され救出の手段無い絶望的な事態の中、親交の有った当時の　トルコのオザル首相に体当たり交渉によりテヘラン空港より二百数十名の日本人を救出された伝説の救世主であり、現在は日本トルコ協会の理事、和歌山県串本町の大使も勤められておられました。
　私は過去に数回　東京のトルコ大使館や串本町でお会いし、今年3月7日の当協会総会にはゲストとして柏崎に御来駕いただき　ご講演を賜わりました。出席の多くの会員の皆様は森永様の感動的なお話に感嘆の連続でした。その後4月8日には　日本トルコ協会事務所で歓談。さらに5月16日の赤坂での当協会関東支部総会にお招き致しましたところ、『現在　ギックリ腰で入院中なので次回は必ず参加しますよ・・・・』とのお元気なご返事を頂きました。
　3月の当協会総会後の懇親会では森永様の著書『トルコ・世界一の親日国』を販売したところ50部を完売、さらに全冊に御自身でサインのサービスをしていただいた姿が　強く瞼に浮かびます。
　ここに　謹んで哀悼の意を表するとともに　ご冥福をお祈り申しあげます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2014.05.29

柏崎トルコ友好協会 委員長会議決定事項

事務局　佐藤宣祐　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　☆日時　平成26年5月27日（火）正午～午後1時15分
　　　　　　　☆会場　「かわたに」（柏崎市穂波町）
　　　　　　　☆出席　　高橋篤一（会長）　矢川悦郎（副会長）　飯塚政雄（副会長）
　　　　　　　　　　　　　 安達公司（組織強化委員長）　河合三喜雄（事業委員長）　
　　　　　　　　　　　　　 伊藤要一（広報委員長）　佐藤宣祐（総務委員長・事務局）

議　題
Ⅰ．2015年3月『チュアナ・ルトカイ』さん日本招聘について
　　　１． 予　定
　　　　　① 日　程　　2015年3月2日～6日（2日間or3日間柏崎市　
                                                                   ２日間和歌山県串本町）
　　　　　② 来日者　チュアナ・ルトカイさん（本人）　
                            トゥルル・トゥグハン・ルトカイ氏（父君）
　　　　　　　　　　 　　アイチャ・エスラ・オゼムレさん（英語教師）　以上３名
 　　　　 ③ トルコ出発　トルコ航空機
　　　　  ④ 成田着　空港出迎えは当協会関東支部会員
         　⑤ 柏　崎　列車で柏崎へ（関東支部会員付き添い）
　　　　　　　　　　　柏崎トルコ児童生徒絵画展オープニングセレモニー参加
　　　　　　　　　　　友好協会メンバーとの交歓会
　　　　　　　　　　　学校訪問（柏崎市立第一中学校）
　　　　　　　　　　　柏崎市民との交流
　　　　　　　　　　　宿泊は矢川副会長宅ホームステイ
                          （朝食は自宅　昼食・夕食はレストラン等）
　　　　　⑥ 串　本　トルコ軍艦「エルトゥールル号」遭難の地串本へ案内
                          2日間程滞在予定。
　　　　　　　　　　　 6月開催の日本トルコ友好125周年事業の準備作業の大詰の時期
                          また3月定例議会の時期でもあり、串本町様の大阪or名古屋まで
                          の迎えは難しい。串本町に於ける行事等の対応はお任せする。
　　　　 ⑦ 帰　国　関西空港からトルコ航空機

　　２．実行委員会立ち上げ
　　　　　　　　○委員長　飯塚政雄　　
　　　　　　　　○先方（トルコ）との連絡・摺り合わせ　矢川悦郎　高橋篤一
　　　　　　　　○串本町との摺り合わせ　高橋篤一　矢川悦郎
　　　　　　　　○会　計　佐藤宣祐
　　　　　　　　○実行委員　安達公司　河合三喜雄　伊藤要一　森山恵子

　　３．その他　①トルコ⇔日本の航空機に関してはトルコ航空と折衝。
　　　　　　　　   ②国内の交通手段・経費算出については㈱第一旅行サービス
　　　　　　　　　　　田中社長に依頼。
　　　　　　　　   ③経費は出来るだけ柏崎で負担。諸団体の補助を期待。
　　　　　　　　   ④柏崎市及び柏崎地域国際化協会に支援要請。伊藤氏担当。
　　　　　　　　   ⑤柏崎へは長野新幹線/長野・善光寺経由を予定するが、
　　　　　　　　　　　別案として東京都内（浅草・スカイツリー等）or京都も検討する。　　　　　　　　
　　　　　　　　　 ⑥駐日トルコ大使館文化広報参事官室/大森正光様、
                         串本町/西野真総務課長様のご指導ご協力を仰ぐ。
　　　　　　　　
Ⅱ．第６回柏崎トルコ児童生徒絵画展の準備について
 　　１． 夏休みでの小中学校へのお願い
　　　　　○開催期間　平成27年2月27日（金）～3月8日（日）
　　　　　○会　場　　柏崎ソフィアセンター　２階展示室　
　　　　　○河合氏　５月中に柏崎小学校・枇杷島小学校・第一中学校に挨拶に伺う。
　　　　　　　　　　　作品数は柏崎小学校60　枇杷島小学校30　第一中学校30程度。
　　　　　　　　　　　題材については荒川實氏と同行のうえ依頼する。
　　　２． 先方（アンカラ）への送付と記念品
　　　　　　　　　　　夏休みに作成してもらった作品を9月末に搬送。2月のトルコからの
                         記念品が「布製ポーチ」であったことから当方の記念品について
                         従来通りの「紙風船」でいいかどうかを討議。
                         「もらう生徒が毎回ダブらないからいいのでは」との意見集約で
                         従来通りとする。

Ⅲ．2014年秋　近隣のトルコとの友好団体親善訪問について
　　　１． 富山県礪波市友好協会訪問　時期と先方との接触及び準備。
　　　　　○10月下旬実行。五箇山・能登等を廻る予定。
　　　　　○昨秋の山形県寒河江市友好協会訪問に際しては高橋会長と事務局佐藤が
              事前訪問したが、今回も同様としたい。
　　　　　○㈱第一旅行サービスと検討のうえ後日全会員に案内するので大勢の皆様の
             ご参加をお願いしたい。　

Ⅳ．その他
　　　　　○5月16日（金）関東支部総会開催（トルコ料理レストラン『サライ』赤坂店）。
　　　　　　９名の参加あり、協会ホームページに掲載（関東支部　小林泰彦氏報告）
             されているのでご覧いただきたい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　           　　　　　　　　　以　上

第3回 関東支部総会報告

柏崎トルコ友好協会
関東支部会員   小林泰彦

　2014年5月16日（金）18時半、都内の赤坂で第３回関東支部総会が開催されました。会場は、前回の第2回関東支部総会と同じお店、トルコ料理レストラン「サライ」赤坂店でした。サライ（SARAY）という店名は、「トルコのイスタンブールにあるトプカプ宮殿（トプカプサライ）からとりました」とのことです。第3回のときと同じ場所で、今回は高橋会長、村山関東支部長とお嬢さんの晶子さん、関東在住会員４名と柏崎から田中さんと息子さん、合わせて9名の参加でした。

　ぐんぐん気温が上がって真夏日となったこの日、早めに到着した会員が待ちきれずにめいめいビールでのどを潤し始める中、ほぼ定刻には全員がそろい、最初に高橋会長のご挨拶をいただき総会が始まりました。お土産の細やかな刺繍が美しい布バッグやカラフルな小皿が配られる中、高橋会長から今年の2月28日〜3月9日に開催された第5回柏崎・トルコ児童生徒絵画展や、3月7日に開催された第６回総会の模様が報告されました。

　お料理は、スープから始まり、カルシュック・メゼ（ディップの盛合せ）、ケバブなどいずれも大変美味しく、またトルコワインや意外に飲み易い白濁した水割りアラックなどを味わいながら歓談が進む中、終盤はベリーダンスで盛り上がり、盛会のうちにお開きとなりました。

　今回は飯塚さんが会場予約や会員への連絡など全ての準備を行って下さいました。大変お忙しい中、ありがとうございました！

 2014.5.19

 

関東支部総会風景
 参加者で集合写真

 

「ベリーダンス」で盛り上がり

 

『より大きな輪に』

 平成26年2月28日～3月9日
第5回柏崎トルコ児童生徒絵画展ご報告

柏崎・トルコ児童生徒絵画展
       担当幹事　森山　恵子

　風花が舞う寒い中、昨年より多くの７００名を超える皆様から絵画展においでいただきましたことに心より感謝いたします。

　今までの柏崎小学校・柏崎第一中学校に今年は柏崎市立比角小の皆さんからも参加していただくことができました。

　2月28日のオープニングセレモニーでは、トルコ共和国大使館のアリ・カラクシュ参事官様をはじめ、多くの方々から駆けつけていただきました。アリ参事官様からは、テープカットでのご挨拶の中で、今回の絵画展が素晴らしい・・・とのご感想や、今後の両国の友好についてのお話をいただきました。次にトルコ・アンカラでの絵画展出展参加者に感謝状授与やセレモニー参加児童への記念品の魔除けのホルダーのお話を　興味深くしていただきました。その後、会場で絵画をご覧になられ、クイズを解いたりした多くの子どもたちからサインを求められ、気軽に応じてくださいました。なごやかな素晴らしい雰囲気の中での交流でした。

　今年は展示期間中、親子づれで来てくださった方が多くなったのも嬉しいことでした。
今後、この絵画展がより大きな輪になり、トルコとの友好をさらに深めていく草の根的な活動として継続できたらと思います。

Ｈ26．03．09

 
　　　　準備万端、開会前の会場風景　　　　　　　　　テープカット前に御挨拶の
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「アリ・カラクシュ」参事官様

 
 　　　　オープニングテープカット　　　　　　　　　　　　柏崎小児童と記念写真

　　　　　　　　　絵画展風景　　　　　　　　　　　気軽に子供たちの要望に応じられる、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　トルコ共和国大使館文化広報部
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「アリ・カラクシュ」参事官様

    
　　柏崎・トルコ児童生徒絵画展会場で　　　　　お兄ちゃんの絵はどこかな？
　　　　　　森永様と当協会役員

柏崎トルコ友好協会『平成26年度総会』開催される。

柏崎トルコ友好協会事務局

　第6回の新生『柏崎トルコ友好協会』総会が3月7日にホテルメトロポリタン松島にて約90名のご参加で開催されました。
今回は、29年前のイラン・イラク戦争の際、危機一髪のところで日本人250名近くをイランのテヘラン空港より見事救出に成功した立役者のお一人　森永　尭様（当時　伊藤忠商事イスタンブール支店長）を始め　会田柏崎市長、今井柏崎地域国際化協会理事長、相沢柏崎文化協会会長をゲストにお迎えし開会しました。

当日の司会進行はベテランの　伊藤　要一氏により進められました。

 

① 開会の挨拶

高橋会長　挨拶

ご多忙の中、本日は90名近くの大勢の会員の皆様からこの総会に御越しいただきまして有難うございました。心より御礼を申し上げます。

当協会も2009年7月に活動再開の総会を『サンブン』で開きましてから今年で5年目を迎える事となりました。この間　多くの会員の皆様からご入会いただき、現在は260名を越えています。当協会は役員諸氏のボランティア精神によって保たれておりまして、活動も年々充実してまいりました。現在もソフィアセンターで5回目の『柏崎トルコ児童生徒絵画展』を開催中で連日多くの市民の皆様から会場に足を運んでいただいております。

　さて、明年2015年はトルコと日本の友好のきっかけとなりました　和歌山県串本町での『エルトゥルル号』遭難救出事故から125年となります。
昨年10月に和歌山の串本町長田嶋御夫妻とお会いしましたが、明年は串本町では多彩な行事を計画しているようです。
それに合わせまして　当協会主催の絵画展へ　第1回目、2回目と2度　絵を送っていただいたトルコの小学生『チュアナ・ルトカイちゃん』と言う児童がいました。彼女とは2010年に当協会のトルコツアーのときにアンカラでお会いしましたが、この児童は124年前の串本沖でのエルトゥルル号遭難事故の際　500名余が亡くなり僅か69名の生き残ったオスマン帝国海軍の御子孫だったのです。柏崎との縁で結ばれた事は全くの奇遇としか言いようが有りません。
この『チュアナ・ルトカイちゃん』を明年　日本に招聘し、この総会で皆様と交流する機会をつくろう 、その為の　今年は準備の年としたいと考えております。　もちろん、当協会だけではなく、トルコ共和国大使館、アンカラの日本大使館、トルコ航空、串本町等と協力が必要となります。
昨年は大変残念な事件がトルコのカッパドキアで起こりました。新潟大学の女子学生2名が襲われた事件です。この直後　カッパドキアでは『日本人に大変な迷惑をかけてしまった。申し訳ない・・・』との横断幕を掲げたデモが起きたと報じられました。こういった時こそ　私たち市民レベルの友好団体がしっかりしなければ　ならないと私は考えます。今後も会員の皆様から当協会発展にお力添えを御願い申し上げます。
本日は、このあとで、30年前のイラン・イラク戦争で日本人220名の救出に　奮闘貢献された　森永　尭様からご講演頂くべく　お招き致しております。どうか　ご期待下さい。

平成26年3月7日

 総会風景

② 議事
　恒例により高橋会長が議長席に着き進められました。
・平成25年度事業報告
・平成25年度会計報告
・会計監査報告
・平成26年度事業案審議
・平成26年度予算案審議
・ その他
上記の議題が審議されましたが、全て原案通りにスムースな進行で可決されました。

 

③ 特別講演
森永　尭　様　　『1985年　トルコ航空機　日本人救出』
『1985年（昭和60年）イラン・イラク戦争時に制空権を握ったイラクのフセイン大統領が48時間以降の3月19日20時を期してイラン上空の飛行機は無差別に攻撃する・・・。との宣言を発しました。イランには各国の救援機が続々とテヘラン空港に立ち寄り、自国民を救出したのですが、日本人脱出の手段は全く絶望的で250名近くの脱出希望日本人は焦燥感に打ちのめされていました。
そのとき、隣国トルコのイスタンブールに伊藤忠商事支店長として駐在していた森永氏は　親交のあった当時のトルコのオザル首相に体当たり交渉、ついにトルコ政府は2機のトルコ航空特別機をイランに飛ばし　日本人全員救出に成功・・・・。
何故トルコの方々は日本のために特別機を出したのか？危険を承知で乗り込んだ機関士やキャビンアテンダント等の心意気は・・・？』など29年前のイラン・イラク戦争時における日本人救出劇の迫力有る生々しいお話に会場も静まり返りました。その後、多くの会員から「真の当事者である森永さんのお話に緊張しました。聞けてよかった・・・」などの感想が寄せられました。

御講演の森永様

イ・イ戦争当時の臨場感あふれる森永氏のお話に
かたずを飲んで聞き入る会員の皆様

当日会場で販売された森永様著書
「トルコ 世界一の親日国」

 

④ 懇親会
　　相沢陽一柏崎文化協会会長の　開会のご挨拶と乾杯で懇親会の幕が開かれました。

会場では　当日のご講演を戴いた森永　尭様の著書『トルコ　世界一の親日国』が販売され、森永様はお買い上げいただい全冊にご自身のサインをサービスをされ、さらにお酒を酌み交わされ懇談されていました。

お開きは当協会事業委員長　河合三喜雄氏より当協会の発展と参加者の皆さんのご健康を祈念し『一本〆』で締めくくりました。

9時に　楽しく、賑やかな懇親会も幕となりました。
　
  

新年のご挨拶

柏崎トルコ友好協会
会長　高橋篤一

　新年明けましておめでとうございます。

新潟では珍しく雪の全くない正月を迎えました。当協会260名の会員の皆様も穏やかな新年を迎えられたことと思われます。
当協会の発足は1996年ですが、2度の震災などに遭い一時活動を休止し、2009年7月の再発足から今年で5年目を迎えます。この間　トルコ大使館の皆様、多くの市民の皆様、そして先輩や会員の皆様からのお力添えで　当協会も歩みはゆっくりではありますが今日の成長を見ることが出来ました。改めまして多くの皆様のご支援に心より御礼申し上げます。

 

予定されている今年の主な行事予定を述べてみます。
①今年も昨年に引き続き、5回目の柏崎トルコの児童生徒絵画展を2月28日からソフィアセンターで開催いたします。今回より柏崎小学校、第一中学校の皆様の作品にプラスして比角小学校の皆様の作品が加わり、現在トルコの首都アンカラの私立テビフィック校で展示中です。トルコに送った柏崎の絵と　新しいトルコの作品は1月末に柏崎に届く予定なので、2月28日からの展示会に備えたいと計画しています。明年は比角小学校に替わり別の小学校に出品を御願いし、再来年にはさらに別の小学校へと、柏崎全市の小学校から交代で作品を出していただき、順次では有りますが全ての柏崎市内小学校の絵が海を渡る事となります。　この作品展は選ばれた秀作展ではなく、両国の生徒児童が日常感ずるままに伸び伸びと描いた作品展で、児童生徒の国際理解深め異国の同世代との感性の違いを楽しむ事が目的です。

② 今年の当協会総会には、1985年イラク・イラン戦争の際にイランのテヘランから日
本人250名余を救出するという奇跡的な働きをされた　森永　尭様（当時の伊藤忠商事イスタンブール事務所長）にご講演を御願い致します。
　多くの本やビデオで、この事実は紹介されていますが、いつもこの話に触れる度に感動で目頭が熱くなります。森永様がどのようなお話をされるか、期待を持たれ是非御参加下さい。
総会には是非ともお誘い合わせの上　多数の会員の御参加されますよう、待ち致しております。

③ 昨年はトルコとの友好関係にある近隣の都市を表敬訪問する・・・との一環で山形
県寒河江市（サクランボの原産がトルコとの縁で姉妹都市関係）を訪れ、寒河江市役所の皆様から大変に歓迎を受けました。素晴らしい寒河江市の『道の駅』内にあるトルコ館、山寺の立石寺、さらに寒河江市の慈恩寺では藤原氏の荘園氏寺に相応しく40体近くの国重要文化財の仏像、天井絵など感動の連続でした。
今年もお隣の富山県礪波市（チューリップの原産がトルコとの縁で姉妹提携）を訪問したいと考えています。砺波市はホテルの窓から見える散居村も素晴らしく、世界遺産の五箇山の入り口に当たります。これから具体的に計画に入りますが、多くの会員の皆様のご参加をお待ち致しております。

④明年（2015年）は日本とトルコの友好の絆の発端が起きた和歌山県串本沖でのトルコ軍艦エルトゥルル号遭難事件から125年目に当たります。現在でもトルコの小学生の教科書にはこの事件で日本人の献身的な救助の事が載っており、成人したトルコの皆さんの親日感情の源となっています。
　当協会で執り行っている柏崎トルコ児童生徒絵画展に2回出品していただいたテビフィック校の『チュアナ・ルトケイ』さんは『私の御祖父さんのお爺さんは日本の漁師さんに深い海から助けられました。日本とトルコは永遠の友達です・・・』とのコメントを絵に添えて有りました。彼女は現在中等科2年生かと思います。是非　当協会と串本町トルコ文化協会様等と力を合わせ　明年日本に彼女を保護者同伴で招聘したいと考えています。　今年はその準備の年になると思われます。

 
⑤5年に一回はトルコを訪問を・・・・との計画は当協会が再発足してよりの目標でした。
前回の2010年は『トルコにおける日本年』に当たり　日本政府（外務省）認定行事の絵画展をアンカラで開催しました事はご存知の通りです。そしてトルコ各地で心のこもった歓迎を受けました。
その後、2012年2月に当協会会員で日展理事の鋳金作家　原　益夫氏の作品『エンドレス　月』を首都アンカラの日本トルコ基金文化センターに寄贈、ここでの展示の様子を見学したいものです。そして明年で6回目となる柏崎とトルコ児童生徒絵画展開催校のテビフィック・フィクレット校の開催現場にも・・・など等、訪問したい希望地は増えるばかりです。さらにトルコのみならず、エーゲ海を挟んだギリシャなどへも脚を伸ばすのも楽しいのでは・・・・と思います。皆様のご希望をどんどん寄せてください。

 

以上　今年の主な予定を書き述べました。このほかにも当協会関東支部では活発な会員交流を企画しています。昨年はトルコカッパドキアで不幸な事件が起こりましたが、こういった時こそ私たちの草の根活動が大切かと考えます。
私たちはこれからも身の丈にあった活動を地道に積み上げて行きたいと考えています。
今年も何卒宜しく御願い申し上げまして、新年のご挨拶と致します。　　2014.01.01　

　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　森永氏と共に

  　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　チュアナ・ルトケイさん

 

柏崎・トルコ友好協会 山形・寒河江市親善訪問印象記

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　柏崎トルコ友好協会
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　事業委員長　河合　三喜雄

１０月２５日（金）～２６日（土）

第１日目
トルコ館を訪れて
　山形県内各地の工芸品・名産品、そして味が一堂に集まった観光物産センター、レストランなんどがある「チェリーランドさがえ」の一角にトルコ館があった。
　オスマントルコ時代の建築を設計に取り入れた建物で大理石、タイル、金具類の装飾品など、全て現地トルコのものだという。施設の中には、陶器、ガラスや銅製の工芸品などの他、生地や写真が展示されていた。
『柏崎にもこんな施設があっても良いのに・・・』とつぶやく人が何人かいた。
　トルコ館には寒河江市の政策推進課の宮川課長・村上係長が我々を出迎えてくれ、寒河江市の活動を説明してくれた。寒河江市は“サクランボの里”として知られている。サクランボの原産地は西アジアのトルコ共和国。紀元前にヨーロッパに渡り、アメリカを経由して日本に入って来たのが明治の初め。このトルコから寒河江まで伝播したという。これが縁で、昭和６３年トルコ共和国ギレスン市と姉妹都市の契りを結び、ギレスン市では市内に“寒河江公園”と“寒河江通り”があるという。

慈恩寺　千年の歴史を刻む巨刹
　雨の中、ほとんどの参加者がはじめての慈恩寺は、天平１８年（７４６）聖武天皇の勅命で印度僧婆羅門僧正が開基したと伝えられる古刹である。境内には本堂、三重塔、薬師堂があり、諸堂に安置された平安・鎌倉時代の国指定の重要文化財で３０軀の仏像群は、東北地方では希有で、知る人ぞ知る。また、一切経会（５月５日）に奉奏される慈恩寺舞楽は（林家舞楽・・・・一子相伝）国指定重要無形民俗文化財で、トルコ訪問の際は訪問団に同行し披露したという。

そのほか　第２日目
　予定のコースであったが、慈恩寺の前には、山寺・立石寺を訪れみちのくの名刹を堪能した。立石寺は約１０００段の石段を登りきり、その達成感に満足し、２日目は会津若松の会津藩校・日新館、白虎隊の飯盛山の急な石段をまた頑張り、往時をしのんだ。その後、鶴ケ城を見学した。もちろん八重と会津博の“大河ドラマ館”も見学した。
　第一旅行の田中さんのご配慮もあって、一行１３名の旅にはほど良いスペースで豪華サロン付きのバスで、全行程ゆったりとした旅であった。折り悪く２５・２６号のダブル大型台風に追いかけられての、みちのくの旅であったが、全員無事帰宅出来たのは参加者の日ごろの精進のお陰と、密かに思っているところである。

以上

『今後も、トルコとの友好関係にあり、志を同じくする各地の団体との親善交流を進める事は、柏崎トルコ友好協会の事業方針の一つでもあります。多くの会員各位のご参加をお待ちしています。また、今回、ご多忙にもかかわらず私共を歓迎してくれた、寒河江市役所の皆様、特に宮川課長様、村上係長様には深く感謝申し上げます』

高橋会長談話

 　

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　寒河江市政策推進課
　　　　　　　　　　　　　　　宮川課長・村上係長の案内

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　交流と土産物のトルコ館

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　トルコ館前で記念写真

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山寺の本堂

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山寺全景

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　五大堂

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　慈恩寺　本堂

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　慈恩寺　三重塔

トルコ共和国建国九十周年記念レセプション参加報告

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　               　　柏崎トルコ友好協会関東支部
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　                          　　　　　　　　飯塚　友子

　１０月２９日(火)　在日トルコ共和国大使館で開催されました「トルコ共和国建国九十周年記念レセプション」に出席いたしました。
今回は、高橋篤一会長、村山貞一関東支部長、関東支部会員２名が参加しました。
当日は、安倍総理夫人をはじめ、閣僚、国会議員、和歌山県串本町長、民間のトルコ関係者、各国の外交官や武官など大勢の来賓で大変な賑わいで、特に今年は九十周年記念ということで例年にも増して盛況でした。セルダル・クルチトルコ大使御夫妻は、お客様一人一人を大変丁寧に出迎えられ、華やかな雰囲気にレセプションへの期待が一層高まりました。

　当日は、日本とトルコの友好のきっかけとなった旧オスマン帝国の軍艦「エルトゥールル号」の資料などを集めた『エルトゥールル号展　トルコと日本－友好の航路』特別展示が、１０月３０日から１１月１９日までトルコ大使館で開催されるのを祝して、オープニングセレモニーが開かれました。セルダル・クルチトルコ大使のスピーチに続いて、和歌山県串本町の田嶋勝正町長、安倍総理夫人の昭恵さんがお祝いの言葉を述べられ、その後テープカットが行われました。
早速、来賓の方々に続き、『エルトゥールル号展』を見学させていただきました。今回の特別展示では沈没したエルトゥールル号から引き揚げられた遺品や写真、串本町のトルコ記念館の収蔵品などが公開されています。日本とトルコの友好のきっかけとなり以来、友好関係の象徴として語り継がれていることが心に残りました。

　会場では、テーブルにたくさんのトルコ料理が並べられ、また大きなドルネケバブがいくつも用意され感激しました。またトルコワインやトルコビールなどをいただきながらトルコ音楽の演奏に耳を傾け、素晴らしい時間を堪能することが出来ました。

2013年11月10日

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　  ①大勢のゲストをお迎えする大使館関係者

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　②セルダル・クルチ大使御夫妻と挨拶を交わされる、
　　　　　　　　　　　　当協会村山関東支部長

　　　　　　　　　
　　　　　　　　③イ・イ戦争(1980年)で日本人救出の立役者 森永 堯氏と共に。

　　　　　　　　　
　　　　 　　④2015年にエルトゥールル号生存者の末裔「チュアナ・ルトケイ」ちゃんを
                  日本に招聘したい・・・との構想を串本町 田嶋町長に話す、高橋当協会
                  会長。「ぜひ一緒に協力しましょう」との田嶋町長御夫妻

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　    　　⑤トルコ名物　ドルネケバブ


 

身近なトルコを訪ねて

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　柏崎トルコ友好協会　関東支部　村山　貞一

話は少し古くなりますが、去る9月29日に関東支部の有志７名にて東京ジャーミィを見学しました。これはトルコへは簡単に行けないので身近でトルコの雰囲気を味わいたいと関東支部行事として計画したものです。
　東京ジャーミィは代々木上原駅に程近い渋谷区大山町の井の頭通り沿いにあるモスクです。「ジャーミィ」とは人の集まる場所を意味するアラビア語を語源とし、トルコ語では金曜礼拝を含む１日５回の礼拝が行われる大規模なモスクを表しています。この施設の起源はロシア革命によりロシア領内に住んでいた回教徒・トルコ民族の日本への移住者のための礼拝施設で、1938年に木造で建築されました。現在の施設は2000年に新たに建て替えられた石造りのモスクです。
　建築様式はオスマン様式で、尖塔とドーム状屋根をもった建物です。内部は2階建てで延べ床面積1,693㎡、1階はトルコの美術品等が展示されている文化施設で上階が礼拝堂になっています。この礼拝堂には最大2,000名の収容能力があり、毎日5回の礼拝と金曜礼拝が行われています。尚、女性はバルコニー（中2階）でお祈りするそうです。
　躯体工事は日本の建築会社が行いましたが、大理石、タイルをはじめほとんどの資材がトルコから運ばれ、100人近いトルコの建築家が参画しました。
　見上げれば高いドーム状の天井、周囲のステンドグラス、青を基調としたタイルによる幾何学模様やアラビア文字をデフォルメしたデザインで、小さいとは言えトルコで見たモスクと同様に華やかさの中にも荘厳な雰囲気が醸し出されており、参加者一同、感銘を受けました。
　礼拝室へ入る入口は男女別かつ女性の方が小さく、イスラムの男女の戒律の厳しさを感じました。さらに女性はスカーフで髪を隠し、肌の露出の少ない服装が求められます。
　今回の見学にあたっては、専門の職員による丁寧なご案内を頂き、参加者全員満足して見学を終えることができました。
　トルコへはなかなか行けませんので、皆様もぜひ一度見学され、トルコ・イスラムの文化に触れることをお勧めいたします。

東京ジャーミイ・トルコ文化センターHP：http://www.tokyocamii.org/#giris

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　礼拝堂正面

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジャーミー外観

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ステンドグラス

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　天井　　　

                 
                                    　　　　　　当日の参加者