柏崎トルコ友好協会の高橋篤一会長ら同協会会員12人は6日、東京都渋谷区
にあるトルコ共和国大使館をたずね、市内の鋳金作家で日展理事の原益夫さんの
作品「エンドレス・月」を寄贈した。トゥンチュ・アングル臨時代理大使はじめ、
オスマン・ベキャロール一等商務参事官、アイシェギュル・アトマジャ文化広報参事官
らが出迎え、作品を持参した原さんに感謝の意を伝えるとともに作品を最も適当な
ところに飾ることを約束した。原さんも「大勢の人から見てもらえることが一番」として
飾る場所については大使館側に一任した。
この寄贈は、一昨年、同協会がトルコ共和国の首都アンカラにあるトルコ日本基金
文化センターを訪れたとき、同行した原さんが日本文化をもう少ししっかりとした形で
紹介したいと考えたことから実現した。
寄贈の「エンドレス・月」は2008年「日本現代工芸美術展」に出品した作品。
月をイメージしており、トルコ共和国の国旗にも月が描かれているところから選ばれた。
大きさはタテ32㌢、ヨコ52㌢、奥行き13㌢のブロンズ製。
贈呈式を終えた後、3月9日から市内で開催予定のトルコ・日本児童画展について
懇談。トゥンチュ臨時代理大使の提案で東日本大震災の被災者を元気付けるため、
トルコのマルマラ市の児童が描いたポストカードや絵が現在、国内で巡回している
ことから、この中のいくつかの作品も飾ることになった。マルマラ市は1999年に
マルマラ大地震に遭っている。
トゥンチュ臨時代理大使ほか2人の参事官は児童画展のオープニングに参加する
ほか、柏崎トルコ友好協会の総会にも出席してスピーチを行うことも決まった。
トルコ大使館の要人3人がそろって出席することは異例。高橋会長は「柏崎トルコ友好
協会の活動がようやく認められた」と喜びを表していた。今回の訪問団の中には3人の
会員が都内から参加しており、近く首都圏在住者15人で関東支部の立ち上げも
計画中だ。
トルコ共和国大使館を訪れて原益夫さんの作品を寄贈した柏崎トルコ友好協会の
メンバーと大使館の要人ら(前は原益夫さんの作品・エンドレス)
「渋谷区トルコ・友好協会」をい検索してやってきました。
ブログを読んで「原益夫さんの作品」とはどのような作品か見て見たくなりました。
投稿情報: 白井賢人 | 2012年8 月14日 (火) 04:31
お返事ありがとうございます。
色鮮やかな作品ですね。
月の砂漠の歌を思い出しました。
投稿情報: 白井賢人 | 2012年8 月20日 (月) 23:20