柏崎トルコ友好協会
事業委員長 河合 三喜雄
10月25日(金)~26日(土)
第1日目
トルコ館を訪れて
山形県内各地の工芸品・名産品、そして味が一堂に集まった観光物産センター、レストランなんどがある「チェリーランドさがえ」の一角にトルコ館があった。
オスマントルコ時代の建築を設計に取り入れた建物で大理石、タイル、金具類の装飾品など、全て現地トルコのものだという。施設の中には、陶器、ガラスや銅製の工芸品などの他、生地や写真が展示されていた。
『柏崎にもこんな施設があっても良いのに・・・』とつぶやく人が何人かいた。
トルコ館には寒河江市の政策推進課の宮川課長・村上係長が我々を出迎えてくれ、寒河江市の活動を説明してくれた。寒河江市は“サクランボの里”として知られている。サクランボの原産地は西アジアのトルコ共和国。紀元前にヨーロッパに渡り、アメリカを経由して日本に入って来たのが明治の初め。このトルコから寒河江まで伝播したという。これが縁で、昭和63年トルコ共和国ギレスン市と姉妹都市の契りを結び、ギレスン市では市内に“寒河江公園”と“寒河江通り”があるという。
慈恩寺 千年の歴史を刻む巨刹
雨の中、ほとんどの参加者がはじめての慈恩寺は、天平18年(746)聖武天皇の勅命で印度僧婆羅門僧正が開基したと伝えられる古刹である。境内には本堂、三重塔、薬師堂があり、諸堂に安置された平安・鎌倉時代の国指定の重要文化財で30軀の仏像群は、東北地方では希有で、知る人ぞ知る。また、一切経会(5月5日)に奉奏される慈恩寺舞楽は(林家舞楽・・・・一子相伝)国指定重要無形民俗文化財で、トルコ訪問の際は訪問団に同行し披露したという。
そのほか 第2日目
予定のコースであったが、慈恩寺の前には、山寺・立石寺を訪れみちのくの名刹を堪能した。立石寺は約1000段の石段を登りきり、その達成感に満足し、2日目は会津若松の会津藩校・日新館、白虎隊の飯盛山の急な石段をまた頑張り、往時をしのんだ。その後、鶴ケ城を見学した。もちろん八重と会津博の“大河ドラマ館”も見学した。
第一旅行の田中さんのご配慮もあって、一行13名の旅にはほど良いスペースで豪華サロン付きのバスで、全行程ゆったりとした旅であった。折り悪く25・26号のダブル大型台風に追いかけられての、みちのくの旅であったが、全員無事帰宅出来たのは参加者の日ごろの精進のお陰と、密かに思っているところである。
以上
『今後も、トルコとの友好関係にあり、志を同じくする各地の団体との親善交流を進める事は、柏崎トルコ友好協会の事業方針の一つでもあります。多くの会員各位のご参加をお待ちしています。また、今回、ご多忙にもかかわらず私共を歓迎してくれた、寒河江市役所の皆様、特に宮川課長様、村上係長様には深く感謝申し上げます』
高橋会長談話
寒河江市政策推進課
宮川課長・村上係長の案内
交流と土産物のトルコ館
トルコ館前で記念写真
山寺の本堂
山寺全景
五大堂
慈恩寺 本堂
慈恩寺 三重塔
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