柏崎トルコ友好協会
高橋篤一
新年明けましておめでとう御座います。
会員の皆様には穏やかな年明けを迎えられた事とお喜び申し上げます。
柏崎トルコ友好協会も1.996年の誕生から17年目を、2.009年7月からの再発足から4年目を迎えることとなりました。この間、多くの先輩や会員の皆様に支えられまして 曲がりなりにもここまで歩む事が出来ました事に心より御礼申し上げます。
昨年は2月に当協会会員であり日展理事である原 益夫氏の篤志により 氏の鋳金作品『エンドレス 月』をトルコ大使館経由でトルコの首都アンカラの 土日基金文化センターに寄贈する事が出来ました。土日基金文化センターのタイヤル会長様からのお礼のお手紙が参りました。
また、3月には第3回の柏崎トルコ児童絵画展を盛会裏に催す事が出来ました。当協会では少年期に外国に興味を持つ事は将来の国際人育成の基礎となるものと信じ、この催し事を進めて参りました。絵画展も回を重ねる毎に市民の関心が高まり、多くの皆様から会場に足を運んでいただいております。現在は第4回絵画展の準備を進めております。
昨年の総会にはトルコ大使館より、大使代理トゥンチュ・アングル様 商務部一等参事官オスマン・ベキャロール様、 日本、韓国、台湾三国担当されている文化広報参事官のアイシェギュル・アトマジャ様のお三方よりお揃いで ご臨席、ご講話を戴きました。また、お三方には同日の絵画展開会のテープカットも御願いいたしました。
4月には当協会の始めての試みとして、関東在住者の集いである『柏崎トルコ友好協会関東支部総会』を銀座『イスタンブール』で開催しました。関東支部長 村山貞一氏、事務局の坂上千春氏のお骨折で和やかに催され、参加者から引き続き今年も、との声が出ております。
昨年で最も特筆すべきは、7月26日の『柏崎祭り 海の大花火大会』に 特命全権大使セルダル・クルチ大使ご一家様のご来柏ではないでしょうか。その前週まではトルコ本国よりチャーラヤン経済大臣が来日され当時の野田首相、枝野経産大臣らと過密なスケジュールをこなされておりました。当然大使館内でも多忙を極めていたはずですが、奥様、ご子息様を伴われ お時間を割いて御来柏頂きました。柏崎の市長様はじめ市役所の皆様、商工会議所と産業界の皆様、市内2大学関係者の皆様などとの懇談会にもご臨席いただき、夜は15、000発の花火を堪能された次第です。その後3回ほど大使館で大使にお眼に掛かりましたが『柏崎での心の篭った歓迎に感謝します・・・』との御挨拶を戴きました。
さて 今年も当協会では トルコと日本、トルコと柏崎の親善友好に 派手さは無いけれども地道に歩みたいと考えております。
昨年予定し実現しなかった 国内で柏崎以外のトルコとの友好都市や団体と、当協会の親善を深める事、
『エルトゥルル号』遭難事故で生き残った方の末裔で児童絵画展に2回絵を送ってくれた「チュアナルト ケイちゃん」(現在中学部1年生)を当協会で是非日本にお招きできないか・・・。
さらに トルコより柏崎との姉妹提携の依頼が2都市から参っております事の検討委員会の立上げなど 取り上げたい事は目白押しです。
チュアラルトケイちゃん『私の御祖父さんのお爺さんは日本で助けられました。』
現在進めています柏崎とトルコの市民レベルの友好関係を基に、産業界同士の結びつき、留学生の交換や受け入れも視野に入れた学術的な結びつき、の『3本柱』を構築できれば・・・との夢を協会では持っております。急には実現しませんが一歩一歩前進したいものと考えております。
今年も何卒宜しくご理解賜わりますことをお願い申し上げ、年頭のご挨拶といたします。 平成25年.1月
最近のコメント