柏崎トルコ友好協会
会長 高橋篤一
1914年からの第一次大戦で敗北解体し周辺列強国に侵食されたオスマン帝国。再度独立国とすべくアンカラで立ち上がったケマル・アタチュルクに率いられたトルコ独立軍は、各地で激戦を征し 1922年8月30日最後の戦い『ドゥムルプナルの戦い』でギリシャ軍に勝利し現在のトルコ共和国の独立を勝ち取りました。
この記念すべき8月30日には 毎年 東京のトルコ共和国大使館で戦勝記念レセプションが催されます。今回私は初めてこのレセプションに参加いたしました。
これは 1ヶ月前の7月26日の柏崎祭り『海の大花火大会』にセルダル・クルチ大使ご家族様と商務部一等参事官のオスマン・ベキャロール様が御来柏、そのお礼を申し述べるべく参加したものです。
当夜は日本からは外務省、自衛隊、産業界、友好関係団体関係者と共に 各国大使館の武官などで大使館のパーティルームは立錐の余地も無いほどの込みようでした。ホスト役には大使ご夫妻が当たられておられましたが、私の顔を見るなり奥様共々「先日は心温まる歓迎をしていただき有難う・・・」とのご挨拶を戴きました。
私はかなり込み合う事を予想し先日のお礼を文書にしたため、大使に直接手渡しました。その中には今年4月に発足した当協会の関東支部の事も書き加え、関東支部で大使館へ寄せて頂きたい事と、支部総会にはどなたか大使館の方から御参加頂きたい旨、併せて書き添えておきました。
毎年10月末にはトルコ共和国建国記念パーティが催されます。このときには是非とも関東支部より参加できればと考えています。
今春に柏崎へ御越しいただいたアイシュギュル文化参事官、昨年の東日本大震災当日に当協会総会でご講演を頂いた外務省の福岡氏をはじめ、多くの顔なじみとも挨拶を交わすことが出来ました。
トルコ近代史に燦然と輝く建国の英雄『ケマル・アタチュルク』に思いをはせつつ、渋谷の大使館を後にしたのは午後8時半頃でした。
平成24年8月30日
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