さる、3月11日に 新生『柏崎トルコ友好協会』の総会が 「ホテル・メトロポリタン松島」で開催されました。
当日は 午後3時前に 東北関東大震災が起きた日です。その時 当協会幹部はトルコ共和国大使館商務部一等参事官 オスマン様と外務省中東アフリカ局 福岡様を柏崎の企業訪問と言うことで、ブルボン様本社へご案内している最中でした。
大きく長い揺れにビックリ、ブルボン様の工場ラインも停止。工場へは入れませんでしたが、浅野取締役様より応接間でご説明をお聞きしました。思わぬ事態の発生にブルボン様には充分過ぎるご配慮を賜わりました。厚く御礼を申し上げます。
第1部 総会
さて、総会は午後6時より開会。地震発生により、柏崎市長様 他10名ほどの会員はやむを得ず欠席されましたが、約60名の会員参加の元で総会は進められました。
司会は昨年に引き続き、伊藤要一氏。議長は会則どおり会長の高橋篤一の進行です。
22年度の事業報告、会計決算報告、監査報告
また、 23年度の事業計画案、予算案、2ヵ年の任期満了による新運営委員の承認など 粛々と進められました。
事業計画で特筆されるのは
① 会員数を現在210名から250名に。
② 一般会員年会費1.000円は維持継続するが、年会費10.000円の企業会員、個人会員を募集。
③ 原 益夫氏の篤志により、氏の鋳金芸術作品をトルコの首都アンカラの
「トルコ日本基金文化センター」へ寄贈する事への当協会による橋渡し。
④ 『柏崎トルコ児童絵画展』の継続と名物行事化。さらにそれらの行事と関連して『柏崎に於けるトルコの日』制定の可否検討審議会設置
⑤ 今後著しい経済発展が見込まれるトルコ。 柏崎、新潟県産業界とトルコ大使館商務部とのパイプ作りに当協会が寄与
⑥ 『アタチュルク像』に出会う『串本と南紀を訪ねる旅』の実施。やや、幸せ薄かった娘の嫁入り先へ訪問する親の心境で・・・・などが上げられます。
新しい運営委員会の構成は以下の如く承認されました。
顧問 丸山 敏彦 渡辺 恒弘
会長 高橋 篤一
副会長 矢川 悦郎
組織強化委員会
◎安達 公司 細山 巧 土肥 克知
阿部 厚子 飯塚 政雄
事業委員会
◎吉野 孝也 森山 恵子 河合 三喜雄
高野 仁司 横田 雅典 村山 貞一
広報委員会
◎伊藤 要一 山田 明彦 入沢 美佐子
上村 巴 下鳥 一成
総務委員会
◎佐藤 宣祐 坂上 千春 佐藤 辰夫
小岩 敏之 荒川 實
監査委員
◎ 佐藤 俊雄
◎印は委員長
運営委員会メンバーには年齢(若い独身者2名)女性(5名)関東在住者(2名)を加えたバランスの取れた運営委員会となりました。
また、この協会の運営委員は交通費、食事代、宿泊代など全て自前のボランティアの会である事と、多忙すぎる方には種々の御願い事もできませんので、時間的にもやや余裕の有る方から就任戴きました。
第2部 特別講演
第2部には外務省中東アフリカ局の福岡 秋文様からご講演を戴きました。
福岡様は昨年まで6年間トルコの日本大使館で勤務され、現在もトルコ担当部署でご活躍されています。
ご講演の内容は 観光客が訪れるエーゲ海寄りのトルコ西部だけではなく、東部などトルコ全土の魅力、また今後の目覚しい経済的な展望などを プロジェクターを使いながら30分間のご講演でした。
第3部 懇親会
7時10分より会場を移し、懇親会が始まりました。
ゲストのトルコ共和国大使館 オスマン・ベキャロール様
柏崎地域国際化協会 今井会長 から ご祝辞を頂き
柏崎文化協会 相沢 陽一会長の乾杯御発声で宴は始まりました。
途中、トルコ名産 『ローズジャム』や トルコのお酒『ラク酒』の抽選会が賑やかに催されました。
8時45分に 当協会運営委員の荒川 實氏の中締めが有り、9時にお開きとなりました。
当日、オスマン様の隣でずっと通訳(英語)を務めていただいたのは、今春 常盤高校から 東京の大学(外国語)に進学が決まった飯塚 千尋さん(18歳)でした。
飯塚さんは平成22年の夏休みにはドイツにショートスティもされました。総会会場には当協会会員である、おじいさん飯塚 良一さんもご一緒されていました。若い飯塚 千尋さんの今後のご活躍に期待致しております。
祝辞を述べられるオスマン様 通訳は飯塚千尋さん
中締めの御挨拶 荒川實氏
以上
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