柏崎トルコ友好協会
会長 高橋篤一
新年あけましておめでとうございます。
新生『柏崎トルコ協会』発足以来2年、多くの皆様からのご支援に深く感謝を申し上げます。
昨年は、記念すべき『2010年トルコにおける日本年』でした。エルトゥルル号事件での紀州大島島民の命がけの救出劇から120年、トルコ国内では日本との友好親善の行事が目白押しに催されました。
その中で我々柏崎トルコ友好協会が主催し大成功を果たしたのが、『トルコ日本児童絵画展』でした。この催しは多くのトルコの皆様と柏崎市民に支持され、今年も3月11日から柏崎ソフィアセンターで、10月にはアンカラで執り行われます。今年3月での柏崎展には「エルトゥルル号」の生存者のご子孫《チュアナ、ルトケイちゃん》より絵とメッセージが送られて来る予定です。小学5年生の彼女とアンカラで感動的な出会いを果たすことが出来ました。その際に約束をしたもので是非ご期待下さい。
また、昨年10月18日から25日までの会員23名によるトルコ親善ツアーでは、訪れたトルコ国内での大歓迎は深く心に残りました。古都コンヤの日本文化センター会長メフメット氏からも新年のご挨拶が日本語のメールで届いております。
昨年6月に柏崎からトルコの英雄『アタチュルク像』が串本へ移設建立されました。
その際 柏崎市長さんと共に当教会からもこの祝典の招待を受けて参列しました。離れた土地へ愛娘を嫁さんに送ったような喜びと共に一抹の寂しさもありましたが、しかし風光明媚な南紀串本の大島に建立された『アタチュルク像』は柏崎に建っていた頃よりも ひときわ台座が高くなり堂々としています。良いところに落ち着いたなと、思っています。当協会会員の中からは、23年中には是非 串本へ『ケマル・アタチュルク像』に会いに行きたい、との希望が寄せられています。新年度の行事予定に当協会の国内のツアーとして検討したいと考えています。
昨年暮れにトルコ本国より大切なお客様「エネルギー天然資源相ユルドゥズ氏」が柏崎刈羽原子力発電所の見学に訪れました。予定されているトルコ国内での原子力発電所建設には、大地震に遭遇しても原発本体に殆ど無傷だった柏崎刈羽原発の技術を 地震国のトルコとしても是非 視察したい・・・とのご希望で来柏されたのです。
東京電力様のご配慮で私達もご挨拶を交わすことが出来ました。両国の親善友好のためにもこれらのプロジェクトがよい方向に向かう事を祈って止みません。
新しい年2011年も『柏崎トルコ友好協会』は柏崎から明るく元気で素晴らしい(明元素メイゲンソ)ニュースを発信し続けます。どうか変わらぬご支援を賜りますことを年頭に当たりお願い申し上げます。
平成23年1月元旦
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