新生 柏崎トルコ友好協会年次総会及び懇親会が3月19日(金)に開催されました。
当日は65名の会員の皆様から、ホテルメトロポリタン松島にお集まりいただき、盛大且つ和気藹藹のうちに進められました。
当日の参加者全員にはトルコ観光DVD 及びトルコ全土のツアーマップ、それに日本とトルコの両国旗が入った珍しいガラス製のジョッキーもプレゼントされました。このジョッキーは当日ご参加いただきました㈱ナガイの長井会長の篤志によるものです。
メーンゲストのトルコ共和国大使館一等商務参事官 オスマン・ベキャロール様の特別講演を挟み、懇親会では会田柏崎市長様、今井柏崎地域国際化協会会長等のご祝辞、相沢柏崎文化協会会長様のご挨拶と乾杯の音頭により、トルコ産《ラク酒》で杯を挙げました。
また、途中では楽しい抽選会なども催され、景品としてトルコ産の《オリーブオイル》や《ラク酒》が配られました。
柏崎トルコ友好協会の飛躍をお集まりいただいた会員全員で誓い合った夜でした。
以下はその記録です。
『総会に先立ち「トルコ児童絵画展」のオープニングテープカット。
中央がトルコ共和国大使館オスマン・ベキャロール様一等商務参事官様』
『会議の合間を縫って「原酒造」様を見学される
トルコ共和国大使館オスマン・ベキャロール一等商務参事官様』
【総会会長挨拶】
本年は『トルコに於ける日本年』と言うことで、一年間を通じましてトルコ国内では日本との友好親善をさらに深めるべく多彩な行事が催されます。何故 今年が『トルコに於ける日本年』なのか、詳しい事は日本外務省のホームページをご覧いただければお分かりですが、一口に申しますと1890年、オスマントルコ帝国から日本へ遣わされた親善使節団650名が乗船した軍艦『エルトゥールル号』が帰路、台風に遭遇して紀州串本沖で遭難581名の死者を出したという大参事が起こりました。このとき串本の紀伊大島の全島民が夜を徹し、命を掛けて69名の生存者を救出、さらに亡くなられた乗組員を手厚く葬った・・・その時から今年がちょうど120年目に当たるからです。
先ほどは柏崎ソフィアセンターにて22日から10日間開催いたします、トルコ児童絵画展のオープニングテープカットを、絵画展を御後援して戴きます、柏崎文化協会様、国際化協会様、柏崎日報者様、教育委員会様、それに本日のお客様でいらっしゃいます、トルコ大使館一等商務参事官のオスマン・ベキャロール様と共に執り行って参りました。
これはトルコの私立テビフィック・フィクレット学校の協力の元で進めてまいりましたが、何と、この絵を描いた一人の児童の、お爺さんのお祖父さんがこのエルトゥールル号の生存者だったのです。とても驚きました。
今回のトルコ児童絵画展は秀作展ではありません。トルコ児童の在りのままで、天真爛漫な、一生懸命に描いた絵をお楽しみ下さい。22日からの絵画展に是非、多くの皆様と連れ立って足をお運び下さるようお待ち致しております。
最後に、柏崎市民、取分け当協会会員の皆様が心を痛めておりました、トルコ共和国建国の父と敬われております、英雄『ケマルアタチュルク』のブロンズ像の件ですが、6月3日に120年前の因縁の地、南紀串本に建立される事となりました。この像は、バブル経済崩壊に遭遇し居場所を失い、更に2度の大地震に遭うなど、私共の気持ちは、やや幸せ薄かった娘を嫁に出す父親の心境で、手元に置きたいとの複雑な思いが無いわけでは有りませんが、記念すべく『トルコに於ける日本年』に、しかもトルコと最も因縁が深くて温暖で風光明媚な南紀串本なら申し分ない嫁入り先では、と思い直しております。柏崎市民としまして『アタチュルク』ブロンズ像の末永い幸せを祈り、心を込めて送り出そうではありませんか。
少し長くなりましたが、開会の挨拶とさせて戴きます。
【プログラム】
柏崎トルコ友好協会年次総会次第
1 総 会 司会 伊藤 要一
1.開会 (PM6:00)
2.会長挨拶
3.議事
①議長選出 (会則により会長)
②平成21年度事業報告
③平成21年度会計報告及び監査報告
④平成22年度事業計画(案)について
⑤平成22年度会計予算(案)について
⑥各委員長紹介
矢川 副会長兼広報委員長
安達 組織強化委員長
高野 事業委員長
佐藤(宣)総務委員長
佐藤(俊)監査委員
⑦その他
4.特別講話 (6:30~7:00)
トルコ共和国一等商務参事官 オスマン・ベキャロール氏
(通訳は柏崎国際化協会 上森様)
5.閉会
2 懇 親 会(7:05~8:45) 司会 伊藤 要一
1.開会
2.会長挨拶
3.来賓御挨拶
柏崎市長
柏崎地域国際化協会 会長
4.ご挨拶及び乾杯
柏崎文化協会会長 相沢 陽一氏
5.懇談
6.万歳三唱 (柏崎トルコ友好協会顧問 渡辺 恒弘)
7.閉会
【平成22年柏崎トルコ友好協会 事業計画】
3月19日 総会 会場(メトロポリタン松島)
トルコ大使館より
一等商務参事官オスマン・ベキャロール氏御講演予定
3月22日 トルコ児童絵画展 会場(柏崎ソフィアセンター)
~31日 柏崎からも送り双方向の例年恒例行事として定着を図る。
将来の姉妹関係へと発展を
6月 アタチュルク像串本町大島に建立
式典参加予定
10月 トルコツアー企画 人員20~30名
10月 トルコ共和国建国記念レセプションに参加
希望者参加(主に関東在住者)
その他
①『柏崎に於けるトルコの日』設定を検討
日時、内容等は未定 役員及び会員で検討委員会設置
②会員増強 今年度内で200名に
③トルコとの姉妹関係検討
役員及び会員で検討委員会設置
平成22年3月22日
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